今日は、どうでもよくない話と減塩弁当。
日曜日は、朝もお昼も夜もまともに食べられなかった。
愛犬が急逝した。
具合が悪くなって、数時間後に亡くなった。
その原因は人間にあって、もう私たちが殺したようなもの。本当に申し訳ない。
最期、つらかったと思う。手術中に死んでしまったから、その瞬間そばにいてあげることもできなかった。
先生は「防げなかったと思う」と慰めてくれる。
人間もそうだけど、まぶたをしっかりと閉じていられないから、綺麗な顔を保つために、目元を処置して開かないようにする人もいるそう。
「そうしてもいいけど、虹の橋を渡ったむこうで遊ぼうとした時、目が開かなかったらテンパっちゃうんじゃないかと思って。だから、僕はあんまりそういう処置をしないんですけど、ご希望であれば」って先生の言葉、先生らしいなと思った。
処置は望まなかった。
「汚い話で申し訳ないけど、内臓の状態とこの暑さを考えると、腐敗がはやいと思う。なるべくはやくお葬式をしてあげてください。別れの時間が短くなってしまうけれど、綺麗な状態のまま送ってあげてほしい」
先生の気遣いも、ありがたかった。
その日中に手配した。ほとんどのところは全部埋まっていて、なかなか見つからなかったけど、唯一のお寺だった。
まだあたたかいくらいの時間しか経っていない。
でも、綺麗なまま向こうの世界で遊んで欲しい。
車にのせる時に顔を見たら、ちゃんとまぶたを閉じていた。病院では、閉じれなかったのにね。本当に、眠ってるみたい。綺麗な顔でサヨナラしてくれて、ありがとう。
本当に急な、まさかのお別れの形になってしまって、正直、心の整理がつかないし後悔しかない。
この間、新しいおやつを買ったところだった。おもちゃも新調した。
今週、宅配でお願いしていたトイレシートが届く。大容量の買ったばかりのシャンプーは、たっぷり残っている。
「いくらみたいな見た目なんですよ」とおすすめされたサプリも、まだ一箱ありますよ。
年内に飲み切らなきゃいけない薬も、まだ3個残ってる。
いなくなるなんて、考えてなかった。
本当にごめんなさい。
もし向こう側の世界があるというのなら、いつか、直接会いに行って謝りながらハグをさせてほしい。
しばらくは引きずりそうだけど、それでも日常生活は続くし、何もしないわけにはいかない。
あなたのいない生活に慣れようとする人間を許してね。
待っていてください。
いつか、必ず会いましょう。
あなたの大好きなおもちゃや、おやつをもっていくからね。