減塩とカレーとわたし。

たべたもの、ときどき、愛犬

シニア犬。開腹手術を受ける。~その2~

 

 

前回の記事

「シニア犬。開腹手術を受ける。」の第2弾。

 

~通院1日目~

現状報告。「水を飲んでも、胃液で全部吐く」と話すと

先生「うわ~…それは嫌なやつですね~…」と心底嫌そうな顔(笑)すごく丁寧で、明るくて、面白くて、感じの良い先生なので話しやすいのも有難い。

 

  • ごみを食べたとしたら、その誤飲による腸閉塞の可能性
  • 腸がつまって便として排出できないので、胃で消化できないものが行き場をなくして、そのまま口のほうに押し戻されるので嘔吐しているのではないか
  • プラスチックの場合、レントゲンをとってもうつらないので厄介
  • 少しずつでもいいから、腸の動きによって異物が便とともに排出されるのがベスト

 

以上の先生の説明がわかりやすく、すぐに理解できたし何となく今後の流れもイメージできた。初日の病院での処置は以下のとおり。

 

  • 嘔吐の繰り返しで体力を奪われるのは厄介なので吐き気止めを打つ
    (この吐き気止めは、打つときに少し肌にしみるらしい。「ちょっとしみるよー。うつよー。ごめんねー」と話しかけながら打つ先生。病院の恐怖でガタガタ震えすぎてパニック状態の愛犬、投与に全く気付かず(笑)「うん、そうだねー。それどころじゃないねー」とつっこむ先生(笑))
  • 水分も吐いて脱水症状が怖いので点滴で補給
  • 便で出ることを祈り、整腸剤も投与

 

大型犬なので、点滴の量も大量。しかし、大型犬と思えないほどのメンタルの弱さ。かわいいなぁ(こんな状況なのに不謹慎でごめん、愛犬よ。心配はしてるよ)

 

今回点滴で打った吐き気止めと整腸剤の錠剤を5日分もらい帰宅。

今までも、誤飲によるトラブルの経験はあったので、今回も大丈夫だろうという謎の余裕をかましていた私、数日後メンタルがぼろくそにやられます。今回ばかりは、そんなに甘くなかったんです…。

 

次回、通院から入院・手術の記録。

 

 

 

シニア犬。開腹手術を受ける。

 

 

シニア犬が、腸閉塞になるとどうなるのか。

食のブログとか言っておきながら、年明け早々別の話をします。
お許しください。

 

…というのも、愛犬の体調が悪く病院にいったところ、緊急手術・入院となったのでその備忘録として記録しておきたくなりまして。

それに加えて、今回と似たようなケースが無いかとネットで検索しまくった自分が「知りたかったけど見つけられなかった情報」を少しでも同じように悩む方に届けたられたら…という思いもあります。

 

長くなるので、記事も何回かにわけて書きます。

 

今回のケースは、以下のとおり。

【犬種】ラブラドールレトリーバー(26キロ)

【年齢】11歳

【内容】誤飲による腸閉塞の症状・手術・入院

 

~1日目~

キッチンのプラのごみ箱に顔をつっこむ。

➡ラップ?バラン?を食べた??詳細はわからず。本当一瞬の出来事。

 

 ~2日目~

朝、大量にうんちをする(何があったん…)。量は多いものの正常な便なので様子見。しばらくして、大量のよだれを垂らしながら部屋を徘徊したのち、嘔吐。嘔吐を繰り返し、最終的には胃液のみを吐き続ける。水を飲む→胃液吐く…の繰り返し。食欲は無い。

 

昼、ひたすら寝る。おそらく吐きすぎて疲れたんでしょう。よだれは、相変わらず垂れているので、こまめに口周りを拭いてあげる。

 

夕方、少し食欲が出たらしい。

いつもの1/4の量のドライフードをふやかし、一口ずつ食べさせる。数口食べたが、もういらないと再び寝る。

 

数時間後、食べたものすべて吐く。その後、食欲は一切なくなり、もう手がつけられない。診療時間が過ぎていたので、翌朝病院へ行くことに。

 

夜中、1時間起きに吐き気で大量のよだれを垂らしながら徘徊。複数回の嘔吐。吐こうとしても吐くものがないらしく、吐けずにつらそう。ろくに寝ることもできず、体力ばかり奪われていく時間が続き、老犬の体力勝負開始。

 

以上が、病院へ行くまでの症状と対処内容です。

 

次回、通院記録。