減塩とカレーとわたし。

たべたもの、ときどき、愛犬

シニア犬。開腹手術を受ける。~その5~

 

 

前回の記事

「シニア犬。開腹手術を受ける。」の第5弾。

 

 シニア犬の自宅での介護はどんなもの?

退院後、はじめての家でのいつものフードの食事。「ほら!いつものごはんだよ~!おかえり~!お食べなさいな~!最初はスプーンであげるからね~!過保護~!」という気持ちが抑えられない犬バカな私たち。溺愛される愛犬。

 

愛犬「(…いらない)」

 

!?!?

満腹中枢が壊れてる()ラブラドールなのに!?ごはんを!?食べない!?

 

犬が流動食を気に入らないときは何を食べる?

病院でも、流動食はお気に召さなかったようで、唯一口にしていたのがいわゆる「ちゅーる」これは、もしや…と思い食べさせてみる。

 

愛犬「(待ってました~!これです~!べろべろ~!)」

 

…ちゅーる無敵か。

 

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ということは、チュールを混ぜればフードも食べるのでは?早速試してみると、すぐ口に入れてくれました。わーい!ちょっとわがままになってるけどフードも食べてくれるなら…

 

愛犬「ぺっ」

 

…フードだけ出した。ちゅーるだけ食べた。なんてやつだ……

 

仕方がないので、ふやかした一口サイズのフードにちゅーる多めにのせて食べさせる。なんとか食べるようになり、一安心。

でも、このままいつものフードを食べないようになってしまったら困るなぁ。あと10キロくらい残ってるのになぁ…と遠い目の私たち。

 

しばらく、この形での食事を続けましたが、食欲はすごい。お腹がすいて仕方ないらしい。う~ん!これでこそラブラドール!安心!元気!うれしい!たのしい!だいすき!

 

その後、どうでもよくなったのか?いつものフードも食べるようになり、通常の食事に戻ることができました。 あ~よかったね~。抜糸は不要とのことで、2週間後の採血でも問題なく先生からもOKの診断いただきました。「回復めっちゃ早いですね!」とお褒めの言葉もいただきました。えへへ

 

気になる開腹手術の費用の話

ここで気になる費用の話。結論から申し上げますと、結構かかりました。ちなみに、平均としては23万円くらいとのこと(小型犬~大型犬全部の平均値)

 

今回かかった【費用】34万円

 

「高すぎない!?」と思った方もいらっしゃると思います。

【金額が高い理由】

  • 大型犬なので、入院費・治療費などが小型犬よりも高い
  • 夜間診療・休日診療なので、その日数分プラスされる

その他にも、時間で決まっている麻酔の金額も、予定より長引いたのでその分がプラス。がっつり小腸を切除したので(20㎝弱)金額高め。

夜間・休日の追加分がなければ、10万円ほど安くなります。なので、ほぼ平均値ですね。我が家は、ペット保険に入っていなかったのですべて支払いましたが、愛犬の命が助かったのだから、この金額を聞いてもなんとも思いませんでした。ドラマや映画で見るような「いくらでも払うから娘・息子の命を助けてください!」と泣きつく親の気持ちがよ~~~~~~~くわかりました。

 

今回のケースが、ペット保険の支払い対象になるかはわかりません。というのも、種類によっては「ペット・飼い主の故意による傷病は対象外」という文言があるから。「故意」っていうのは、要するに虐待とかそういうものが含まれるんだと思うけど、その定義が何なのか把握していません。「ペットの故意」って、何…。「わー!なんだこれー!食べちゃおー!(ごっくん)」と飲み込んで腸閉塞になった場合の誤飲ってペットの故意ですか?わからないです…

ペット保険加入の際は、詳細をきちんと確認することが重要だということを学びました。

 

まぁ、とにかく!!愛犬の命が助かったことが何よりもうれしく、先生・スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

今回のケースで、同じように悩まれている飼い主さんのお力になれれば嬉しいです。