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シニア犬。開腹手術を受ける。の第4弾。
愛犬の退院にむけての数日間
手術翌日、朝イチで病院へ行くと、全力で診察室から飛び出す勢いの愛犬。
え!?あなた昨日手術を受けたのでは??
おばあだし、疲労感とか滲み出ているものだと思ったのだが!?
先生の一言「術後のおばあとは思えないテンションですね~」
…ですよね。
続けて先生「今朝、お散歩連れていったんですけど、トイレしないんです。夜通し点滴で水分入れてるから我慢してるはずなんですけど…」
普段、家でトイレさせてから散歩に行くようにしてるので、外ではしないんです…室内でトイレシートでならするはずなんですけど…しないんですか…なんでかな…もしかして…
先生「緊張してるんですかね?もしかして、家じゃないからしないとか?」
…そうかもしれないです…
先生「じゃぁ、本人の気分転換のお散歩兼ねて、お家まで帰ってみませんか?30分くらいなら大丈夫だと思うので」
…すいません…お手数おかけします…連れていってきます……
家までの帰路、猛ダッシュの愛犬。これは、これはトイレだな…!?この勢いはトイレだな!?
自宅に到着→トイレシートまっしぐら→大量のおしっこ
…神経質か!!!
もう病院になんて帰らないもんね~~~って駄々こねるかと思いきや、トイレを終えて再び病院へ向かうと、なんの抵抗もなくすんなり先生のもとへ。
…いつも通院時は入口で全力で拒否してたよね??え??もう受け入れたの??一泊したら、もう家なの??じゃぁ、なんでトイレしないの??
「声掛けするとトイレをするように躾けたので、病院でもそうしてもらえたらたぶんすると思う」旨伝えて、私たちは帰宅。帰ろうとしたときの「え????帰るの????なんで???置いてくの???」と訴えるような目の愛犬が忘れられなかった…。
夜、ふたたび病院へお見舞い
全力で飛び出してくる愛犬。
先生「この人、超頑固レディ。トイレしません(笑)」
……ご迷惑をおかけしております……
というわけで、家に連れて帰りトイレ。家だったらするんかい。その量、めっちゃ我慢してただろ。そんな我慢するなら病院でしなさいな…。
再び病院へ。あっさり戻っていく愛犬。私たちが帰るときも「あ?やっぱり帰ります?じゃぁ、またあとで」のテンションな愛犬。
…病院に慣れてるじゃないか!!じゃぁトイレもしろや!!頑固レディ!!
というわけで、入院2泊目。その後も同様の生活を繰り返し、3泊した後退院。おめでとう!
最終日に再び採血を行い、結果に大きな問題がないことを確認しました。
今後の愛犬の自宅での過ごし方について
【食事管理】
- 普段のフードの半量を、ふやかして流動食のようにし、1日4~5回にわけて与える
- 粉末状の薬を朝夜2回
- 5日間それを続けたら、フード量を通常に戻す→食べさせる際はふやかす(1日4~5回)
- 5日後問題がなければ、半分ドライ・半分ふやかした状態で食事(朝夜)
- その後、全量ドライで通常の食事
問題なく生活できたら、2週間後くらいに再度採血で状態を確認するとのこと。
ひとまず、これで無事退院することができました。ほっ。
次回、家での介護スタート。