減塩とカレーとわたし。

たべたもの、ときどき、愛犬

彼女は、彼の「お母さん」なのか?

 共働きカップルが同棲したとき

昔読んだ漫画に、印象的な話がありました。でも、誰の、どの本だったのか思い出せず、家にある本棚をあさっています(笑)

 

仲の良いカップルが同棲している話。それぞれ働いていて、彼の仕事は確かトラック運転手…?嘘かも。適当かも。

 

彼は帰ってくると、靴下をぬいでポイ。確か。嘘かも。

 

彼女は、帰ってくる彼の服を片付けたり、家事をやって、ごはんも作ってあげる。「ちょっと待ってね~!(焦)」ってバタバタ仕事も家事も忙しかった記憶。えーたぶん。思い出せば出すほど、どんどん違う気がしてきた…。

 

彼女が家事をしている間、彼はビールを飲んだり、テレビを見たりごろごろ。でも、彼氏すごく優しい人なんだよね。穏やかで、怒ったりしなくて、なんでも受け止めてくれるようなタイプの人だったような…。

 

料理を作っているとき、彼女がふと思うんだよね。

「お母さんは、ずっとこれをしてきたんだもんなぁ。すごいなぁ。……あれ?私って、彼の「お母さん」になりたかったんだっけ?」

 

…そこで、何かが切れたように、彼の荷物をポーイ!って家の外に放り出して、彼も追い出して、わんわん家の中で泣くんだよね。すごい印象的だった。

 

だから、たまに思います。共働き夫婦で妻ばかり家事に追われて…同棲しているカップルの家事分担が彼女が多くて…とか、そういう手の問題のどこかには「お母さん」がいるんだろうなぁって。「家事は女がやるもの」っていう典型的な古い考えを問題視することが多いけど、ああ、「お母さん」なんだなぁって。

 

以前、「朝、キッチンから料理する音で目覚めるの憧れ!」といっていた男性がいた。それも、「お母さん」だよね。「お母さん」ってすごい…

 

その漫画をもう一度読みたくて。学生の頃に読んだ感覚とは、違う読み方ができそう!

 

今日も、ひたすら探します。